だいぶ前のことになりますが、ツィッターで
“蟻３０匹くらいつかまえて毎日砂糖あげて飼育していたらはじめはみんなで巣を作っていたけど途中から巣をつくるのをやめて毎日砂糖だけたべてボーッとしている蟻になった　ニートを育てている母親の気持ちに触れた”
というものがあって、「なんだか嘘松なんだよな…」と思っておりましたところ

下記の動画を発見いたしました。

夏の自由研究「蟻の巣を全部砂糖にしたらどうなるの？」【飼育キット】【研究】

ちゃんと動画で検証しています。
…ですがいろいろとつっこみどころがあります…。
まずアリですが実はアリは単体では飼えません。
ある程度（10数匹は必要ではないかと）同じ巣（コロニー）から採集しないと飼えないのです。
※女王アリは必須ではありません。
ウサギは寂しいと死んじゃう、という言葉がありますが（これはウソ）アリは単独では生存できないのです。
この実験で用意された7匹ずつ、というのは実験するには少ない頭数ですね。
砂糖ケージのみじょじょに死んでいくわけですが死んだら足してあげても良かったように思います。
また、砂糖のみではタンパク質が不足するそうです。
※水などには気を使っていることから、動画作成者はわかっていて実験しているのかもしれません。

こちらのページ　にも似た内容の記事があって
「長期に実験すると、巣作りをやめて、、、食っちゃ寝食っちゃ寝生活になっちゃうのですよ。これホント」
というのがありますので実験が上手くいけば最初のツイートはホント松、ということになりそうです。

あー、甘いものは控え目に。